
以前、タイゾトンからおすすめの本をもらいまして、東京出張の合間に読んでました。結構な厚みの本だったのですが、後半は完全に飲まれて、一気に読み上げてしまいました。
内容はSFなのですが、序盤であらすじが語られるという不思議な展開をとります。その中にも伏線がいろいろと織り交ぜられていて、最後は意外な結末が待っていて・・・
なんか、「20世紀少年」と共通項が結構ある気が。運命に翻弄される登場人物や変な宗教とか。もしかしたら浦沢直樹もよんでいたかもしれません。
惜しむらくは、訳がちと古く時代錯誤な言葉が読むのに多少苦痛だったのと、英語という言語特有のシャレが随所に散りばめられてて(多分)本当の楽しさは享受できなかったてくらいでしょうか。英語が読めれば、なお面白いかも。
ハッピーエンドではないので、万人が好むものぢゃない気がしますが、読めば不思議な世界観にどっぷりはまってしまいます。
2008年02月08日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
1巻から読み始めてる「ローマ人の物語」もついにハンニバルまで来ました。ていうか、1巻読み始めたのって、去年の3月なのね。む〜なかなか読み進まないものだ。そういや、正月に特番までやってましたな。
3〜5巻の主人公は何と言ってもハンニバル・・・のはずですが、個人的にはスキピオの栄枯盛衰が印象的でした。ちなみにその後も読み始めてるのですが、スキピオの血脈はその後も脈々と続いていくのですね。できすぎた話な気もするものの、ええ話や。
にしても、このシリーズ、文庫本となっているのだけでも、すでに31巻、全体のストーリーから推定すれば、40巻はいきそうな感じ。
なげ〜な。
2008年01月06日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
また、漫画を大人読みしてました。今回は「ブラックジャックによろしく」。といっても、主人公はブラックジャックのような名医ではなく、新米の研修医で、手術なんてな〜んもできないダメポ。
この研修医が研修先で回る外科とか内科とかで起こるいろいろな事件をもとに展開されていきます。
感想を一言で言えば、「酷い」。けど、素晴らしい作品だと思います。
まず、主人公が「ブラックジャック」でない時点で何も変えられません。故に、全くもって救われない。読んでいくと吐き気がするくらい救われません。ですが、何もできない主人公が何かをしようとしていく姿には心うたれるものがあります。
全編通して問われていくのがやはり「生」と「死」。例えば、物語の中でガン治療に対して対立する二人の医者が描かれています。その二人は中でこのような議論を交わします。
私は抗ガン剤そのものに反対です。
死は敗北なのでしょうか?
生きることが勝利で、死ぬことが負けだとしたら
人間は負けることしかできない生き物なのでしょうか。
人はいつか必ず死ぬのに・・・
言ってみれば、医学とは自然に逆らう不自然なものなのさ。
死に抗うのが医学・・・・・だとしたら
例え、副作用があろうとも、抗ガン剤を否定する医者は医者ではない。
主人公はこの二人の相反する意見の間で苦しみまくります。で、答えを模索するんですが、その答えが果たして正しいのか??
ヒーローものなら、非常にわかりやすい。悪い人を良い人が懲らしめる。そのことに対して正しいと言うことに異論を挟む余地はほとんどありませんが、この物語では、主人公の答えが正しいのか、ということに対して答えは出ません。
生と死という、ともすれば哲学にもなりうる問題に加え、物語では社会的な要因にまで話が向けられていきます。それに答えなんてなく、ここで、主人公と書いてきた人物が出す答えは必ずしも正解ではないのでしょう。
むしろ、そういう問題が世の中には溢れていて、それを考えないようにしていることに対して問題を投げかけている気がします。
ともあれ、「良い」か「悪い」かということより「考え」させられたということで、非常に感慨深い作品でした。レビューとかを見ると読むべきでないというような評価も多いですが、僕は読むことをお奨めします。ただ、読み終えて爽快感は全くないですが・・・
2007年09月22日 | 書籍 | トラックバック:1 | コメント:0
日本が高度成長期のまっただ中の1970年代。夢と希望に満ちあふれた時代。少年たちが空想した世界。地球滅亡をもくろむ悪の組織、東京を破壊し尽くす巨大ロボット。世界は混沌し、滅亡に向かっていく。それに立ち向かい地球を救う、勧善懲悪の正義のヒーローとその仲間たち。こんな下らないストーリーを“よげんの書”と、少年たちは名付けた。大人になるにつれ、そんな空想の記憶は薄れていく。
しかし、1997年幼なじみの死をきっかけに、その記憶が次第に呼び覚まされていく。そして、世界各地の異変が昔幼い頃空想した、“よげんの書”通りに起こっていることに気づく。出来事に必ず絡んでくる謎の男“ともだち”との出会いによって、全ての歯車は回り出す。悪の組織“ともだち”に、ヒーロー“ケンヂ”は果たして立ち向かえるのか。
あたしのハートに火をつけてよ
2007年08月13日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
主人公玄野計は地下鉄のホームで小学校時代の親友加藤勝を見かける。正義感の強い加藤は線路上に落ちたホームレスを助けようとするが、助けに入った玄野と共に、やってきた電車に轢かれ死んでしまう。 次の瞬間、彼らはマンションの一室にいた。そこには、同じ様に死んだはずの人々が集められていた。部屋の中央にある謎の大きな黒い球。彼らは、その「ガンツ」と呼ばれる球に、星人を「やっつける」ように指示され、別の場所へと転送されていく…。 謎の物体「ガンツ」に集められた、死んだはずの人々。理由もわからないまま、彼らは謎の星人と戦わなくてはいけない。彼らは何故戦わなくてはならないのだろうか。そして、生き延びることができるのだろうか…。
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2007年08月12日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
休みの日に買ってきた本をとりあえず読書。今回は三崎亜記著「となり街戦争」。BGMはRei Harakami「[lust]」。
ある平凡なサラリーマンが自治体間の戦争に巻き込まれて様々な体験をするお話。なんですが、戦闘に関する描写は皆無です。
賛否あると思いますが、戦争に関する解釈は、いかにも団塊ジュニア的な考え方。リアルな戦争が感じられないまま、地方自治体間戦争の歯車に巻き込まれていきます。
そんな主人公に、ヒロインはこう言います。p122
あなたは、この戦争の姿が見えないと言っていましたね。もちろん、見えないものを見ることはできません。しかし、感じることはできます。どうぞ、戦争の音を、光を、気配を、感じ取ってください。
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2007年07月09日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
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2007年06月28日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
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2007年05月22日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
ローマ人の物語第1巻読破。一つの民族を追っていくだけで物語性があるので、やっぱローマ人はすごいなと。ただ、日本人とは民族として大きな隔たりがあるような。ローマ人は西洋的好奇心と東洋的柔軟性を持ち得ていたんでしょうな。ま、そんなことはどうでもいいんですが、これを後二十何巻も読めるのだろうか。
2006年03月19日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
どうにか、田口ランディの「モザイク」読み終わりました。
ちょっと古いやつなので、時代の違いを感じるところもありましたけど、後半は面白くなって、一気に読み上げてしまいました。
「コンセント」とコンセプトは似ていたんですが、こっちの方が今日的な感じ。情報化社会で、現実が現実でなくなっていく。その裏では、それで苦しむ人がいる。主人公は例のごとく、女性なのですがやはり、「コンセント」と同じくある種のバッファーとなる力をもつ女性。
後、読み終えて思ったのが、女性は強いな〜ということ。男の著者は変なロマンチシズムにまみれたり、皮膚の上に何重もの鎧を付けたりして、自分を守ろうとしますが、女性はその点、とても描写がリアルです。社会生活では男性の方が主導的なポジションにいることが往々にしてあるけども、動物本来としての男性とは生命を継承していく過程での補完的な生命でしかないし、生物としては女性の方が完成されているんだろうし、絵画だったり、文学だったり、自分の感性で仕事するようなとこには、向いているのでしょうな。
そういう潜在意識下での劣等感のようなものが、男を形作っている基礎にあるような・・・
ま、ちと話それましたが、本の方はグロめの性描写もあって敬遠する方もいるかもしれませんが、読むとヒッキーになること間違いなしです。
2006年03月12日 | 書籍 | トラックバック:0 | コメント:0
Author:myuhe
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